旭化成ホームズ へーベルハウス

2019年5月5日

こんにちは、あおやんです。

2回目の住宅展示場見学は旭化成ホームズ、ヘーベルハウスです。

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ヘーベルハウスは軽量気泡コンクリート(ALC)を活用した家づくりが特徴です。

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建築費用は高くつきますが、長く使える家を作ってくれるんだなぁという印象でした。

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住宅建築にお金がかかる部分

今回案内をしてくださった営業さんは「家は素材選び」とおっしゃっていました。

住宅建築の中で最も高く付くのがこの素材です。「躯体」断熱材」「外装」といったところなのでしょうか。下記の図で60%を占める部分です。

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●初めて家を建てる人が重視するのは「設備」「内装」です(日々の生活の便利さに大きく影響しますし、パッと目に付くので)。家を建て直す人は維持、メンテナンスを意識して「素材」にこだわった家づくりをする(これまでの暮らしでの経験を踏まえて)。

●保険事故の8割以上は雨漏り、それも外壁が原因のものである。

●災害時に命を守ってくれるのに大事なのは躯体である。

こういったことを教えてもらいました。なるほど確かに素材は大切です。

では旭化成ホームズさんの「素材」について見ていきます

 

軽量性・高強度・耐火性・耐久性・寸法安定性・遮音性・断熱性・調湿性

旭化成ホームズさんの「ヘーベルハウス」の名前にもある「ヘーベル」は特殊なコンクリートのことです。

気泡は軽量、断熱、調湿、遮音性を

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気泡の間をつなぐ細孔は火災時の空気の逃げ道を作り爆裂を防ぎ耐火性を

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高温高蒸気我窯で作る板状結晶構造は強度、耐水、耐火、耐久性をそれぞれ実現します。

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●軽量性

水に浮く軽さ。地震・台風の時に建物、地盤への負荷を軽減。

●高強度

●耐火性

表面を60分間945℃に上昇させる耐火試験をクリア。

●耐久性

60年以上性能をキープ。

●遮音性

独立気泡が音を吸収。

●寸法安定性

乾燥収縮率0.05%。

●断熱性

一般的なコンクリートの10倍の断熱効果。

●調湿性

内部の独立気泡が湿度を調節。

→木材よりも丈夫で、中に気泡があるため湿度に強かったり熱を通さなかったり、そして無機質なので傷みにくいのも特徴だと理解しました。

制震装置(制震フレーム)

通常の鋼に比べて(2倍以上の靭性)変形能力に長けており、破断しにくく粘り強いハイテク素材。他のメーカーさんでは真ん中の装置のところにゴムを使っているが旭化成ホームズでは金属を使っており強い仕組みであるとのこと。

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断熱材(ネオマホーム)

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ネオマホームは旭化成が独自に開発した断熱材で断熱材の評価では最高のF(下記の熱伝導の図を参照ください、一般的に多く使われるグラスウールはA-2)。

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この基準は旭化成がネオマホームを作ってから新たにできた基準であるとのこと。グラスウールは中がふわふわであるため年数が経つと下に偏ってきてしまいます。

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ネオマホームは家事にも強く、火を当てても炭化するだけで燃えません。

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ネオマホームは燃えない

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普通は発火してしまう。

 

メンテナンス

木造の住宅では10年毎に壁の塗装に160万円、5年毎にシロアリ対策に17万円、そして30年程度で建て替えを視野に入れなければなりません。しかしヘーベルハウスでは30年に一度の外壁のメンテナンスを行うだけで済み、60年間は建て替えをしなくて済みます。

下記は住宅産業評議会さんのホームページから持ってきたメンテスケジュールです。

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でもお高いのでしょう?

特殊なコンクリートのヘーベルや断熱材のネオマホームを使うには自社で作っているため一番安く使えるとのことでした。

大手メーカーさんの坪単価を調べて見ました。

●旭化成ホームズ:70万〜80万

●住友林業:70万〜80万

●大和ハウス:70万〜80万、規格のものだと55万〜65万

●三井ホーム:55万〜80万、90万〜もあり

●ミサワホーム:65万〜75万

●積水ハウス:60万〜80万

●セキスイハイム:60万〜85万

●パナソニックホーム:65万〜、プレミアムは130万〜もあり。

また素材別の平均坪単価は以下の通りです。

国の統計(こちらのリンクの34番の表を参照しました) 

●木造:59万円

●鉄骨造:83万円

●コンクリート造:61万円

●鉄筋コンクリート造:86万円

●鉄筋鉄骨コンクリート造:約79万円

ブランドがあると平均よりもぐっと上がりますね。そして木造との価格の違いは明らかですね。

 

家は素材選び、なるほどとても勉強になりました!

今回はメンテナンスやメーカーさんの単価も調べることができました。

ありがとうございます。

旭化成ホームズさんのホームページはこちらです。