スウェーデンハウス展示場見学
こんにちはあおやんです。
今回はスウェーデンハウスさんの展示場を見学に行ってきました。
スウェーデンハウスさんは名前にもある通り北欧のデザインを推しており、ステキなおうちが多いように感じます。嫁も今回の見学は大興奮でした。
3重の窓
寒いスウェーデンでは断熱が大切になってきます。冬に寒い温度が入ってくるのは何処でしょう、夏に暑い温度が入ってくるのは何処でしょう。それは窓(らしい)です。そこで特に気をつけたいのはサッシ(窓の枠)です。以前に一条工務店さんにお邪魔した時も同じことを教えていただきました。一般の窓枠はアルミが多いですね。我が家もサッシが金属になっているのでおそらくアルミなんでしょう。ここから外気の温度が伝わってきて室内の快適な温度をダメにしてしまいます。
パンフレットには断熱性についてアルミに比べて樹脂(一条工務店さんは樹脂)は1,200倍の断熱性、木は1,700倍の断熱性であると謳われています。すごい!
しかし、木の枠はメンテナンスが必要になってきます。自社で作っているスウェーデンハウスさんでないとなかなか対応できないとの談でした。
また標準装備の3枚ガラスにしていることで空気の層が2層になり、さらに断熱性を高めています。
オウシュウトウヒ(欧州唐檜)
スウェーデンハウスの家は長持ちがウリです。なぜなら使用している木材がヨーロッパから取り寄せている欧州唐檜なのです。どういうことかというと、木材は年輪が詰まっているほど強くなります。年輪の間が広い部分は柔らかいんですね。春夏の気温が高い時期には木もどんどん成長するので年輪の間が大きくなります。寒い地方の北欧の木の年輪がつまっているのは納得です。この木を使うことで湿度や乾燥による木の変化が少なくなり家が長持ちするということでした。
他(デザイン、断熱材の密度、床暖房いらず、良いお値段)
●デザイン
北欧デザインはシンプルでナチュラル。森と湖に囲まれた風土のため、ナチュラルな素材感や動植物のモチーフが取り入れられた温かみのあるデザインが特徴です。
以下はスウェーデンハウスさんのホームページから
●断熱材の密度
確かお話を聞いていたはずなのですが‥。スウェーデンハウスさんのホームページからの引用です。通常のグラスウールの厚さがと比べかなり密度が高いということは覚えていたのですが。
1.天井綿状のグラスウールを300㎜の厚さで吹き込んでいます。2. 外壁パネルには120㎜厚のグラスウールを密度24㎏/m3と高密度に自立するほどしっかりと。3. 床200㎜床には密度16㎏/m3、100㎜厚のグラスウールを二重に。
●床暖房いらず
断熱に優れているため機械物は最小限でいいとのこと。機械物はいずれ故障してしまうことを念頭において設置してくださいとおっしゃっていました。
●坪80万円〜90万円
いいお値段です。
分譲住宅で気をつけたいこと
今回の営業さんは元々分譲メーカーさんにお勤めであったとのことで分譲住宅についてもお話を聞くことができました。
●土台のコンクリートを打った時にが真夏、真冬の時は注意。コンクリートの押さえ込みをしていないことがあるのでクラックができてしまうことがあるそう。本来コンクリートを引いた後、上から押さえないといけない(だからコンクリートを「打つ」なんですね)がそれには技術が必要。職人さんのコストカットのためにそのままにしてしまうとしっかりした土台ができません。真夏、真冬では気温が極端なのでその影響が大きいそう。
●屋根裏のチェック。鎹やビス、ボルトがゆるゆるになっていないか、穴が空いている数に必要な個数のネジがしまっているかを建てている時にチェックさせてもらう。
●アルミのサッシは15年くらいで戸車が固くなってくるが交換しようにも部品を作っていない場合には窓の総取っ替えをしないといけない。
●フローリングの厚さが薄いため補修するには取っ替えないといけない。
感想
今回も大変勉強になりました。ありがとうございます。欧州のデザインがかっこいいなとのことで伺ったのですがおうちの作りについてもたくさんこだわりがあって魅力的なメーカーさんでした。しかしお値段は相当ですね。ブルジョワジーのおうちなのでしょうとういう印象でした。
参考にさせてもらったホームページ